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@オノログ
作者:鹿島 游
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書籍化
コミカライズ
作:鹿島 游
綺堂朔夜は友達がいなかった。普段から一人で行動しており、もちろん彼女もいない。 とは言え、彼には一人の幼馴染がいた。特別仲がいいわけじゃなかったが話し相手ではあった。 そんなある日、同じクラスで陽キャの成島隼人に呼び出され来てみると、そこには朔夜の幼馴染と成島隼人の姿があった。 「オレ、お前の幼馴染と付き合うことになったわ」 おそらくこの陽キャは綺堂朔夜の絶望する顔が見たかっただろうが、朔夜の内心は全く違うものだった。 ウザい陽キャと性悪の幼馴染が付き合ってくれてありがとう。 この日、朔夜は平和な学校生活が送れることを確信した。 ※短編の続きは6話からです。 ※下記短編の連載版です。 https://ncode.syosetu.com/n9002ie/
更新:2023/5/4
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暗く地味で優柔不断な性格、何をするにも平凡で個性がない陰キャ、それが鈴城優生という男だった。 そんな彼には、可愛い幼馴染の女の子がいた。子供の頃からよく一緒に遊んでいてこのままずっと一緒だとも思っていた。しかし、中学の卒業式の日に告白しようとすると、「ずっと嫌いだった」と一蹴されてフラれてしまう。 高校生になった優生は脱陰キャを目指してメガネからコンタクトに変えたり、身なりを整えたりしたが何も変わることはなかった。 結局、高校二年になった今も中学の時と大して変わらない生活を送っていた。 そんなある日、隣に座っているギャルに落としたラノベを拾われたのをきっかけに変な提案をしてきた。 「私をオタクにしてくれない? 代わりに優生を陽キャにしてあげる」 このギャルの提案に乗って、脱陰キャ。 もしかしたら俺の青春はまだ終わってないかもしれない、そう確信していた。
更新:2023/4/24
水崎陽太の高校生活、最初の三ヵ月は正に天国だった。 中学時代は運動も勉強も中途半端で目立つことのなかった水崎だったが、高校生になった初日から積極的に話しかけていた甲斐もあり、中学とは見違えるほどに友達も増えて人生初となる彼女も作ることに成功した。 と浮かれていたのも束の間、水崎はそこそこ仲が良いと思っていた友達に彼女をあっさりと寝取られた。しかもその友達は言わば、クラスの中心人物で水崎が彼女を寝取っていたという悪評を広められてしまう。 それから二年生になり、水崎の立場は中学の時よりも悪化していた。友達もおらず、学校で会話することが珍しいほど、なんとか学校には通うものの存在感は皆無となっていた。 二年生になって一週間、水崎はとある一人の女の子にずっと話しかけられた。その女の子というのが、隣の席に座っている地味な女の子。 言動もおかしい、おそらく中二病なのだろう。 「私と一緒に復讐、してみない?」 彼女はまるで挨拶するようなテンションでそう言った。
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登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
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